2016/12/16
PICK UP TCB DANCER Vol.9 玉浦誠
2012年「くるみ割り人形」より 撮影:鹿摩隆司
正確なテクニックを持ち、これまでソリストとして活躍するほか、「真夏の夜の夢」妖精パックや「くるみ割り人形」タイトルロール、「白鳥の湖」道化など愛嬌のある役柄も多く務めています。2016年には怪我からの復帰を遂げ、さらなる活躍が期待されている玉浦誠をご紹介します。
玉浦誠 Makoto Tamaura
本田道子バレエスクールにてバレエを始める。2007年ジャパングランプリにてフルスカラシップ賞を受賞し、アメリカ ピッツバーグ・バレエ・シアターへ2年間留学。アメリカ国内バレエスクールで首席生徒におくられるルドルフ・ヌレエフ賞を受賞。10年に帰国し、東京シティ・バレエ団入団。以降重要なレパートリーに多く出演し、12年「真夏の夜の夢」ではパック役に抜擢され高評を博す。同年からくるみ割り人形役もつとめ、13年「ベートーヴェン交響曲第7番」では第3楽章のソリストを踊る。青少年のためのバレエコンクール第1位(07年)、埼玉県全国舞踊コンクール第2-1位 県議会議長賞、横須賀国際バレエコンクール第1位 審査員長特別賞、全国バレエコンクール第1位 愛知県知事賞(10年)。
主な出演作品
「ジゼル」ペザント、「真夏の夜の夢」パック、「くるみ割り人形」くるみ割り人形、あし笛の踊り、「白鳥の湖」道化、ナポリ、「crash the lily」、「ベートーヴェン交響曲 第7番」、「死と乙女」
DANCER INTERVIEW
Q.1 バレエをはじめたきっかけは?
双子の妹が先にバレエを習っていて、その影響で9歳のときに始めました。
Q.2 東京シティ・バレエ団と云えば?
暑いし熱い。
Q.3 バレエを踊る上で大切にしていることは?
テクニックにとらわれない。
Q.4 本番前に必ずすることは?
歯磨き。
Q.5 普段の生活でバレエのために気を付けていることは?
週4〜5回ジムで部位ごとにフィジカルトレーニングと、栄養管理。
Q.6 リラックス法は?
ドライブ。免許持ってないので助手席に乗っています。
Q.7 バレエ以外でいまハマっているものは?
自分の筋肉に話しかけること。筋トレグッズ集め。
2014年「白鳥の湖」より道化 撮影:鹿摩隆司