2015/12/07
PICK UP TCB DANCER Vol.3 キム・セジョン
2013年「ベートーヴェン 交響曲第7番」より 撮影:鹿摩隆司
2012年「ロミオとジュリエット」で初主演を果たし、持ち前の美しいラインと爽やかな雰囲気で多くのファンの心をつかんだキム・セジョン。
古典の全幕作品、創作作品で主演として活躍しているいま、2016年1月30・31日「ベートーヴェン 交響曲第7番」での踊りが期待されています。
キム・セジョン Kim Se-Jong
韓国カンウォン国立大学バレエ学部舞踊学科卒業。2002年韓国バレエ協会男子クラシックバレエ部門にて大賞受賞。2005年韓国ユニバーサル・バレエ団入団。ドゥミソリストとして多くの作品に出演。在団中2006年韓国舞踊協会新人舞踊コンクールバレエ部門男子第1位受賞。2007年韓国舞踊協会新人舞踊コンクールバレエ部門男子特賞受賞。2009年韓国バレエ協会新人賞バレエ部門銀賞受賞。2010年に同団を退団し、2011年東京シティ・バレエ団入団。2012年「ロミオとジュリエット」にて初主演。「ジゼル」、ウヴェ・ショルツ振付「ベートーヴェン 交響曲第7番」(日本初演)、「白鳥の湖」「くるみ割り人形」、レオ・ムジック「死と乙女」に主演。
主な主演作品
「白鳥の湖」ジークフリード王子、「ジゼル」アルブレヒト、「くるみ割り人形」コクリューシュ王子、「コッペリア」フランツ、「真夏の夜の夢」ディミトリウス、「ロミオとジュリエット」ロミオ、「ベートーヴェン 交響曲第7番」、「死と乙女」ほか
『ジゼル』リハーサル映像
「死と乙女」リハーサル第2弾
DANCER INTERVIEW
Q.1 バレエを踊る上で大切にしていることは?
本番前のバーレッスン。基礎を大切にするよう心掛けています。
Q.2 東京シティ・バレエ団と云えば?
明るい!入団したばかりの時からみんな優しく、助けられました。ここ数年は新しいダンサーもたくさん入ってきてどんどん変わってきているのを感じます。
Q.3 好きなお花は?
百合の花。色も香りも良いので。
Q.4 本番前に必ずすることは?
身の回りの整理整頓。目の前に置いてある物の角度にもこだわります。(笑)あとはバラード系の音楽を聴いたり、一人で静かに落ち着いた時間を過ごしています。
Q.5 「ベートーヴェン 交響曲第7番」のみどころは?
楽章ごとに色が全然違うので4つの作品を観るような感覚があると思います。音楽と踊り、それぞれに注目して下さい。
2014年「くるみ割り人形」より 撮影:鹿摩隆司
2012年「ロミオとジュリエット」より 撮影:鹿摩隆司