【特別公開】「フジタの白鳥」足跡を辿るー藤田嗣治美術『白鳥の湖』資料公開のお知らせ
2025/03/21
2024年11月30日・12月1日に東京文化会館にて上演いたしました、藤田嗣治美術『白鳥の湖』~大いなる愛の讃歌~。当日会場にて「フジタの白鳥」の歴史を概観する展示を行いました。ご好評につき展示資料を特別公開いたします。
★「フジタの白鳥」足跡を辿る.pdf
舞台芸術をこよなく愛した藤田嗣治(レオナール・フジタ)は、日本初演『白鳥の湖』全幕の舞台美術を手掛けていました。
フジタの生涯、日本のバレエ界に多大な影響を与え続ける『白鳥の湖』初演、日本の風土に根差したバレエを目指して葛藤し続けた振付家・石田種生。
石田と共に育った東京シティ・バレエ団が「フジタの白鳥」をレパートリーに加えるまでの、足跡を辿ります。
再び「フジタの白鳥」の世界へ足を踏み入れてください。
■目次■
1章―『白鳥の湖』全幕日本初演と藤田嗣治、そして石田種生版『白鳥の湖』の足跡を辿る
(舞踊評論家・桜美林大学教授/稲田奈緒美)
2章1節―藤田嗣治へのいざない
(キュレーター/林洋子)
2章2節―藤田嗣治 一九四六~四九年 パリを見つめた日々
(軽井沢安東美術館 主任学芸員/榑沼範子)
3章―『白鳥の湖』全幕日本初演
(跡見学園女子大学教授/川島京子)
4章―石田種生の世界
(島根が生んだ石田種生の世界)
5章―フジタの白鳥
(東京シティ・バレエ団理事長・芸術監督/安達悦子)